ハートウォーミング
 

シャドウボックス

【特徴】
シャドウボックスとは、同じ絵柄のカード、カレンダーなどを何枚か使って、部分的に切ったものを貼り合せたり、重ねたりすることによって立体感や遠近感をつけて、よりリアリティーのあるものにしていく作業です。もともとはデコパージュ(印刷された図柄を切り取り素材に貼り付けニスで仕上げる)が起源だといわれています。スリーディメンションとか3Dアートとも呼ばれています。以前から作業療法では、切り絵はよく行われている作業なのですが、単に切っていくだけの切り絵ではなく、その切っていったパーツを組み上げていく楽しさも持ったシャドウボックスは女性を中心に人気があります。

【材料/道具】
同じ柄(図案)の絵数枚(ある程度の厚さを持っていたほうがやりやすい)、カッター(できればデザインカッター)、カッターマット、シャドウボックス用シリコン、ピンセット、楊枝、サインペン(グレー、ベージュなど)、手芸用ハサミなど。

【治療的効用】
図案を切っていく切り絵の要素と、組み立てていくプラモデルの要素を持った作業となります。カッターを使って切って行くときのカッターから伝わってくる紙を切っているという感覚受容や立体構成の認知能力、どの紙からどのパーツを切り取らなければいけないとかの企画性などの練習にもなります。また、できた作品を人にあげるたりすると喜ばれたりしますが、そのことも自分の自信付けになりますし、自分が必要とされているんだという有用感にもつながっていきます。

【長所】
インターネット上で好きなイラストを探して、パソコンから印刷したものを使えば、何枚でも同じものを印刷できますので、失敗した時に困りませんし、インターネット上にはいろいろな絵があるために、自分の気にいったものを探し出すことができます。個人用途であれば、印刷して使用するには問題ありません(それを販売するとなると問題が生じてきます)。また、遠近感や凹凸を考えて、重ねていけばよいので、広告でも雑誌でも日常生活の中で、気にいった絵があれば、それを使ってシャドウボックスにすることができます。

【短所】
完成した作品は何重にも重ねているために、かなりの厚さとなります。そのため通常のフォトスタンドや額には入りませんのでシャドウボックス専用の額が必要になるのですが、これがなかなか入手しにくく、値段も高くなります。ただ、作品が小さいサイズであれば、いらなくなったCDケースの中身を全部取り外して、透明のプラスチック部分だけにすると、その中に入れて飾ることもできます。

【備考】
作り方の説明や額の付いたキットも販売されていますが、値段的には結構いい値段がします。素材はポストカードやカレンダーなど同じ図柄の物が4〜5枚用意できるのであれば何でも構わないので、初めはキットで慣れてから、オリジナルの作品に進んでいってもよいと思います。

back



Copyright © 2004-2008 Heart warming All Right Reserved.