ハートウォーミング
 

折り紙手芸

【特徴】
折り鶴などのいわゆる折り紙とは違い、長方形の紙を決まった折り方で、ポケットを2つ持った三角形のパーツをたくさん作り、それをどんどんと差し込んでいくことにより、いろいろな形にくみ上げていく作業です。多くのリハビリの施設でも行われており、指先を使うことで、老化防止に役立てようなどとのうたい文句で活用されています。

【材料/道具】
折り紙手芸用の紙(折り紙、広告チラシなどででも可)、木工用ボンド、作り方解説書など。

【治療的効用】
折り紙を折っていく作業は、単純な作業の繰り返しとなりますので、完成までに根気が必要となります。その分、完成した時の達成感は大きくなります。また、同じ作業を繰り返すということで、慣れてくると一定のリズムができてきます。これは、リズムの獲得とともに、作業者に心地よい安心感を与えてくれるものになります。ゆったりとした時間の流れの中で、現実のいろいろなことを考えることなく、もくもくと折り紙を折っていく作業には、忘れられていた心のゆとりを取り戻す作用があります。また、複数で共同で作ることもでき、共同作品として仕上げることもできるのですが、共同作業といっても個々のパーツを折る作業は個別作業となり、深い関わりが必要となるものでもないために、日頃、対人緊張がある人でも比較的楽に集団に参加しやすくなります。

【長所】
折り紙を折って組み上げていくという、簡単な作業ですし、失敗もほとんどありませんので、安心して取り組むことができます。また、いつでも途中で作業を中断して、翌日に続きを行うこともできますので、自分のペースに合わせて完成まで持っていくことができます。

【短所】
大きい作品になると、完成までに時間がかかるということがありますが、早く完成させたい人にとっては短所にもなるのですが、ゆっくりと時間をかけて完成させていくということに意味があります。また、小物ですと30分ぐらいで完成するものもありますので、初めは簡単なものから挑戦していく方がよいと思います。

【備考】
新聞の折込広告を同じ大きさに切ってそれを使うことにより、材料代がかからずにカラフルな作品を作ることができます。ただ、大きさが均一でないと組み上げていく時に、段がずれたり不均一になったりすることはあります。

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