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グラスリッツェン
【特徴】
ガラスでできたグラスやお皿、灰皿などにダイヤモンド針を使い、削って模様をつけていく作業です。どちらかと言うと、引っかいて傷をつけることで模様にしていくと言った方が近いのかもしれません。また、なんといっても出来上がりの綺麗さは魅力的です。慣れてなくて、自分でも満足いく作品でなかったとしても、少し距離を離して見ることによって、その綺麗さには満足できるのではないでしょうか。病院での作業療法では、あまり行われていませんが、それだけにお勧めしたい作業のひとつになります。
【材料/道具】
ガラス(クリスタルガラスが最適ですが、どんなガラスでも大丈夫ですが、耐熱ガラス、強化ガラスは避けたほうが無難です)、ダイヤモンド針、ホルダー、ルーター、黒い布(紙)、セロテープ、デザイン画、ティッシュペーパー、新聞紙など。
【治療的効用】
ガラスを削っていく工程は、かなりの集中力と根気が必要になりますので、それらをつけるための練習となります。初めてガラスに傷を入れる時の決断力やできた作品をプレゼントする喜びなども味わうことができます。また、趣味としてはそれほど一般的なものではないために、多くの人にとったら目新しさがありますし、知っていたとしても自分にはこんな複雑なものはできないと思っていたのに、実際やってみると自分でも簡単に完成させることができることを知ることにより、自信の回復や新しい発見を見つけていくことができます。さらに、ダイヤモンドペン先を通して伝わってくる感覚を感じて、自分の力を微妙に調節するという外界の感覚と内界の感覚の判別する機能強化の練習にもなります。このことは、妄想や幻覚がある場合に、その軽減に導いてくれます。
【長所】
なんといっても出来上がり作品の見た目の綺麗さが魅力です。特に女性であれば、興味をひかれる人も多いのではないでしょうか。また、材料のグラスなどは、スーパー、ホームセンターなどで、手軽に気軽に手に入りますし、電動削り器(ルーター)を使うにしても、数千円のものであれば、十分に楽しむことができます。
【短所】
材料がガラスという素材であるために、一度失敗してしまうと修正が難しいという問題があります。また、どうしてもガラスを削る時にガラス粉がでてきますので集めて捨てる、ティッシュでふき取るなど適切に処理しなくてはいけません。
【備考】
グラスの縁から1cmぐらいは歪があるために割れやすくなっていますので、慣れるまでは、その部分には模様を入れないようにした方が無難です。趣味として行なっている人のほとんどは、手作業で削っていくのですが、ルーターという電動でペン先が回転し自動的に削ってくれる道具もありますので、初心者でも手軽に始めることができます。ただ、慣れてくると線の強弱とか、機械を使うことによる手ぶれに満足できなくなり、手動で1本1本線を削っていきたくなっていくと思います。
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