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絵手紙

【特徴】
絵手紙とは、はがき等に絵を描いて送るのですが、絵手紙のいいところは、絵の上手下手が関係ないということです。絵手紙を作る人それぞれの持ち味がうまく表現できていればそれでいいのです。そして、絵とともに添えるひと言、書く内容は何でもいいのです。自分の気持ちが素直に表現できて、相手を思いやる気持ちが伝われば…。

【材料/道具】
墨汁、筆(墨汁用、顔料用)、顔料(絵の具)、はがき(絵手紙専用はがき)、題材(果物でも置物でも何でもいいのですが季節感がある物のほうがいいです)、パレット、水入れなど。

【治療的効用】
絵手紙は、絵画などよりもその人の持ち味がよく出てきます。どの作品が上手いとか下手だとか関係なく、どの作品も味わい深い作品となります。そのため絵が苦手であると思っている人が自分の作品を人に見てもらうときの照れや恥ずかしさなどは感じることなく、素直に他者からの賞賛を受けることができます。また、題材を見たままに感じたままに表現するということで、言葉だけでは表現できないものの表出や発散などの援助にもなります。実際に絵手紙に添えるひと言を書こうと思うと、どうしよう何を書こうと考えることと思いますが、それには、絵だけでは表現できなかった自分の気持ちを言葉にしてみるという練習にもなります。このように自分を表現していくことが上手くなっていくと、それにつれて自分を相手に知ってもらう、自分を相手に伝えるということが出来るようになり、それは自分を楽にさせてくれるものとなっていきます。

【長所】
まず作品の目的が、自分が楽しむだけではなく、誰かに送って楽しんでもらう、喜んでもらうということが目的になってきます。これは、他の作業とは違い、送る(贈る)ことが共通の目的となってくると言う意味では、自分の作品を人に見てもらい感想を聞く、評価を聞くことで、自信が回復してきますし、特に絵手紙の場合は、どんな絵でも味わい深い雰囲気が出ますので、心からの賞賛を受けやすい作品となります。また、ひとこと添えることで、相手に対する思いやりや感情表現,情緒表現などの練習にもなりますし、作成時間もほんの短い時間で完成させることができます。絵手紙を送ることで、それに対する返事が返ってきたりすると、日頃疎遠であった友人や頻繁に会っているけど、なかなか自分の素直な気持ちが表現できない場合など交流の有効な手段となります。

【短所】
「絵」を描くということで、初めは抵抗がある人が多いと思います。ただ、一度やってみるとそんなに緊張するものではないということが、きっと分かると思います。基本は顔料を使って色をつけていくのですが、顔料は絵の具に比べると値段的にも少し高くなりますし、どこにでもうっているというわけではないので、入手がめんどくさいと思うかもしれません。ただ、そんな場合は絵の具でも大丈夫です。まずは気軽に始める方がいいのかもしれません。

【備考】
初めは、どのように始めたらよいか分からないと思いますので、参考書を参考にしてやってみることをお勧めします。人によって、筆の持ち方、描き方などいろいろとこだわりもあるようですが、基本的には自分の思うように描いてみるのが一番だと思います。まずは、自分が見たまま感じたままに描いてみてください。

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