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銅版細工

【特徴】
銅板を先をつぶした釘などで打ちつけることによって図案、模様を描いていくものです。銅版細工自体は芸術的、趣味的ですので、小学校の時に学校でやったことのある人も多いのではないかと思います。ただ、ほとんどの人は、それ以来やったことがないというのも現状でないでしょうか。

【材料/道具】
銅版、釘、鏨(たがね)、木槌、下敷き(木板、フェルトなど)、ニス、など。

【治療的効用】
木槌でうつという動作が主体となります。もちろん打つという動作は内的な攻撃性やストレスの発散効果もありますし、思いっきり打つだけだと銅版に穴が開いてしまいますので、力を加減して打つということで、一度に発散するのではなく、徐々に少しづつ発散させていく効果があります。また、力を調節するということは、木槌を通して自分の手に入ってくる感覚、刺激を感じて調節していくわけですので、道具を介して受け取る外界の感覚刺激の体験となります。また、打つ時に出る大きな音を精神的な賦活に利用することもできます。

【長所】
材料が安価で入手することができますし、道具も特別なものは必要ありませんので、手軽に始めることができます。生産性、経済性はあまりよくはありませんが、その分芸術性、趣味性が強くなってきます。

【短所】
木槌で銅版をたたいていくために、大きな音がでますし、比較的頑丈な作業台が必要となります。また、学校教材というイメージもあるために、ともすると幼稚であるという印象を受けてしまうかもしれませんが、打ち出しに工夫を凝らしたり巧みにすることで芸術的なものとなってきます。

【備考】
打ち出しで図案が完成したあとで、油性ペンや薬剤(塩酸、硫酸など)で腐食させて、独特な色づけを行なうことで独創性のある作品を作ることができます。

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