トップページ
自己チェック
医療/福祉 検索
制度各種 解説
治療各種 解説
あなたはどちら?
「闘/病」記
初めての方へ
サイトマップ
アンケート
メール
掲示板
料理
【特徴】
人が生きていくうえで必ず必要なものであり、人の歴史と共にさまざまな料理が行なわれてきました。その生活の中で切っても切れない料理をプログラムとして作業療法に取り入れているところは多いです。また、生活に欠かせないものであるために、文化的にも影響されることは多く、地域によって価値観が違ったり、「料理は女の仕事」という考え方を持っている男性の人もいます。作業療法的に考えると、料理は、1回1回が独立しており、献立を考える→材料を準備する(買いに行く)→下ごしらえする→調理する→配膳する→食べる→後片付けと一連の流れによって作業が流れていきます。集団で行なう時でも、調理自体に簡単なことから少し難しいことまでいろいろな内容の作業がありますので、その人の能力によって分担し協力して進めていくことができます。
【材料/道具】
食材、調理器具、調理台、包丁、まな板、フライパン、鍋、電子レンジ、ガスコンロなど多数。
【治療的効用】
デイケアなどでは、ひとり暮らしの男性のための料理教室のようなプログラムがあるところもありますが、料理の基本はみんなで作ってみんなで食べるということが基本となってきます。普通に考えても1人で食べる食事よりもたくさんでにぎやかに食べる方がおいしく食べれるという人が多いように、どんな人でも必ず行なったことがある「食べる」という共通の行為を通して、集団のコミュニケーションをはかっていくことが可能となってきます。普段話題が乏しい人でも、少なくとも食事を食べている時は、その食べている料理に対する話題はあるのですから。「今日の味噌汁は少し辛いなあ。」でも、そこから人と人のコミュニケーションが生まれてくるのです。また、普段は何をやっても、うまく行かない人でも「味噌汁」だけは、誰にも負けずにおいしく作れるとしたら、その人はその食事の場面ではヒーローです。そのようなことから自分の自信を回復していったり、人とのコミュニケーションもとれるようになってくるのです。また、おいしく食べれたという経験は、自信にもなりますし、次回への知的好奇心にもつながっていきます。
【長所】
一般の家庭であれば、台所や調理器具は揃っていることが多いので、その気になれば、今すぐにでも始められます。準備や調理がめんどくさいと感じるかもしれませんが、最後に「食べる」という欲求を満足させる行為が待っているために、やる気を持続させやすいですし、1回でひと通りが終わるために(翌日に持ち越さない)、他の複雑な作業と違って、やり始めるに当たって、最後までやれるかどうかという不安は少なくなります。
【短所】
料理は文化に強く影響されているものであるため、料理に慣れていればいる程、自分の方法と違ったやり方(味付け)に対しては納得できないところがでてきます。いわゆる嫁と姑の味戦争みたいに、どうしても慣れている味が一番おいしく感じられるという部分はあります。
【備考】
食事をするためにどうしても作らなければいけないと義務にしてしまうと、それだけでしんどく、楽しいものではなくなってしまいます。それよりも、今日はいつもより少し変えてみようとか、新しい食材を使ってみようとか考えるとより楽しいものとなってくると思います。また、何かを「作る」という動作には、その結果としての「物」ができるわけですが、作ることが楽しくてどんどんと作っていたら、その作品の置き場所がなくなってしまうということは、よくありがちなことなのですが、料理に関しては、それに関する問題はありません。なんせ、食べてしまうのですから…。
-Design by.
WebDaisuki.com
-
Copyright © 2004-2008 Heart warming All Right Reserved.